皆さんはUber Eats(ウーバーイーツ)をご存知ですか?ご飯の用意をしたくないときや、気分が上がるようなご飯を食べたいときにすごく便利ですよね。実はUber Eats(ウーバーイーツ)のドライバーは簡単に始めることができます。今回はマイクロ法人の業種をUber Eatsにした場合、適しているのかをご紹介していきます。
この記事は以下の人におすすめです。
- マイクロ法人をUber Eatsで始めようと考えている
- マイクロ法人の業種は何が良いか悩んでる
- 月3万のラインをすぐに稼ぎたい
Uber Eatsとは
Uber Eats (ウーバーイーツ)は、 Uberが2014年に立ち上げたアメリカのオンラインフード注文・配達プラットフォームで、カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置きます。2016年に日本にやってきました。最近コロナ禍において、おうち時間が長くなり需要が拡大しました。
システムは簡単です。お客さんがUber Eats(ウーバーイーツ)を通して商品を注文し、Uber Eatsと提携を組んでる店舗が商品を作り、配達員がアプリなどでその商品を店舗からお客さんのところに配達します。この配達員として当サイトでも推奨してるマイクロ法人の法人として最適かどうかを考えていきます。
Uber Eats でどのくらい稼げば良いのか
マイクロ法人を始めるに当たって、月30,000万円ぐらい必要です。果たしてUber Eatsではその金額は可能なのでしょうか。まずはUber Eatsの仕組みについて説明します。
クエストについて
Uber Eatsにはクエストという仕組みがあります。
具体的には「月曜〜木曜の間、金曜〜日曜の間に配達を〇件完了したら〇〇円の追加報酬がもらえる」といったようなものです。配達による報酬とは別にインセンティブが発生します。
一般クエスト
一般クエストは指定制クエストと選択制クエストの2種類があり、住んでいる地域によって変わります。
指定制クエストとは需要が多いエリア都市部など(東京、横浜、大阪、福岡、京都、神戸、広島、仙台、岡山)は金額と配達回数が決めれられてて1週間を通して配達を何回完了したかで報酬が変わります。
- 例)5/2-5/9までに配達完了が70回で7,000円プラス80回でプラス1,000円90回でプラス10,000円など
その他の地域では選択制クエストになります。
- 例)金曜日から月曜日までの間に35回の乗車で3740円が別途支払われる
指定性と選択制は重複はできません。
悪天候クエスト
また悪天候のときもクエストが発生します、配達員が少なくなるので悪天候であればあるほどインセンティブが高くなります。一件につき200〜300円追加報酬が出ます、雨量によっても変わります。
昼は10:30〜15:00まで最高12件、夜は17:30〜22:00まで最高12件と決まっています。
今回はクエストは必ず達成すると仮定し、1回のクエスト報酬を500円と設定して計算していきます。
ブーストシステムについて
Uber Eats(ウーバーイーツ)のブーストシステムとは、注文の多い時間帯・エリアの配達報酬がアップするシステムのことです。
ブーストされているエリアはアプリ上から確認でき、1.1倍から1.6倍まで表示されています。1.6倍の場合は11:00〜14:00までと17:00〜23:00ぐらいまでです(参考例横浜)
基本的に、ブーストエリアは毎日表示されていますが、ランチ・ディナータイムや土日祝日などはブースト倍率が更に上昇します。注文の多い時間帯は基本的に本業をしなければならないので、今回はブーストシステムは計算には入れません。
Uber Eatsの給料計算
給料に関わる基準の早見表はこちらです。
東京•千葉•埼玉 | 横浜•川崎 | 名古屋•京都•大阪•神戸•福岡 | |
受け取り料金 | 265円 | 250円 | 215円 |
受け渡し料金 | 125円 | 120円 | 105円 |
距離料金 | 60円/km | 60円/km | 60円/km |
手数料 | 10% | 10% | 10% |
この計算式から計算してみましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の報酬計算方法は、以下のようになります。
「報酬」=「基本料金」―「手数料(10%)」+「インセンティブ」
例えば、福岡で配達距離5kmの配達を完了すると、
215円(受け取り料金)+105円(受け渡し料金)+60円×5km(距離料金)-10%(手数料)
=620円―10%(570×0.1=62円)=558円となります。
今回はこの金額にクエスト報酬の500円を追加します。
558円+500円=1058円
原付の時速は30kmで5kmの配達先に行ったとして10分になります。往復と信号待ちなどの時間を加味すると25
〜30分ほどかかるとします。そうすると1件あたり1,058円で30分、1時間だと2件で2,116円となります。
時給に換算すると2,116円になりました。
結論からいうとマイクロ法人として目標金額をUber Eatsで稼ぐことは可能です。ですがメリットとデメリットもあるのでそちらについて説明します。
Uber Eats(ウーバーイーツ)とマイクロ法人の関係性
Uber Eats(ウーバーイーツ)とマイクロ法人の関係性について
好きな時間で働ける
本業で独立すると、時間がたくさんあるように思えますが、フリーランスや個人事業主のほうが働いている時間は増えてしまいます。業種によっても変わるので一概にはいえませんが、経験談として周りの個人事業主も夜遅くまで仕事してます。
理由としては仕事がタスク形式になるので、終わりがよめないからです。
Uber Eatsは仕事の時間がよめないフリーランスにも好きな時間や、空いた時間に出来るのでマイクロ法人と相性がいいといえます。
目標金額まで計算しやすい
Uber Eatsの給料は週払いの為、月30,000を目標にしているマイクロ法人としては計算しやすくなります。月始めにたくさん稼いで、月末はゆっくりする。またはコンスタントに稼いでいく、悪天候クエストの時を狙って効率よく稼ぐなど、その月の本業の仕事量やその日の気分によって働きかたも変えれるのはいいですね。
Uber Eats(ウーバーイーツ )の問題点
初期費用が多くかかることです。Uber Eatsには始めるにあたって準備するものがたくさんあります。
主にこのようなものが必要になります
- バイク
- ヘルメット
- 自転車
- バック
- バイク保険
バイクを使う場合は以下のようになります。
- バイクレンタル代 16000〜/月
- バイクヘルメット代 約5000〜
- バイク保険料 約3000〜/月(等級によって変化)
- バック代 8000
合計すると32,000円になります。
自転車を使う場合は以下のようになります
- 自転車購入代(クロスバイク)23000〜/月
- 自転車ヘルメット代 2000〜
- 自転車保険 200〜300/月
- バック代 8,000
合計すると33,300円になります。
どちらの場合でも必要なものを計算すると総額32,000〜33,000円かかります。僕がやっているブログやWebライターはPC1台で出来るので、それに比べるとUber Eats(ウーバーイーツ )は初期費用が高いです。
労働であることには変わりない
本業で朝から晩まで働いて、夜にUber Eatsをする。想像してみたらきついです。休みの日も配達しなきゃいけないので、ずっと働きっぱなしになります。月30,000円を達成したら、そのあとはUber Eatsはしなくていいですが、翌月になるとリセットされ、また労働しなければいけません。確かに節税と利益の最大化がマイクロ法人の目的ですが、その目的のために身体を壊しかねない働きかたをしていたら元も子もありません。
Uber Eats (ウーバーイーツ )はマイクロ法人として適しているのか
結論として、Uber Eatsはマイクロ法人としておすすめしません。本業での体力と精神をすり減らした後に、副業でも同じような肉体労働になるので、いずれ身体か心が疲弊してしまいます。やっとの思いでフリーランスになり、ストレスや人間関係から解放されたのに、自分で自分を苦しめることになってしまいます。マイクロ法人の業種は別の業種にしましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ )は独立向き?
まだ独立してなくて悩んでる人にはUber Eatsはおすすめです。専門的なスキルは必要なく、運転免許を持っていて、運転することが好きなら誰でも大丈夫です。配達は1人で行うためストレスもなく、毎回同じところへ配達するわけではないので飽きがきません。いずれ独立したい人は1度考えてみてはいかがでしょうか。
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